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Work #8

南相馬市消防・防災センター

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「過去」と「現在」そして復興へ向けた「未来」

消防署機能と広域消防本部機能を併せ持つ南相馬市の復興第1号公共建築。南相馬市は東日本大震災で被害を受けた場所であり、今もなお人々の心の悲しみを感じる。そこで、地域の防災教育拠点として、重要な役割を持つこのセンターは、長い将来にわたり、市民が希望を持てる場所になるべきだと考えた。

両機能の中央の三層吹き抜け空間を、このセンターの中心として象徴的につくりこんだ。その場は、市民に使ってもらえるような防災教育ゾーンとしている。中央のトップライトの光と有機的な螺旋の構成、その象徴的な上昇の空間性がアフォーダンスを発生させ、人々の動きを誘導する。

「建築空間での体験」と「展示空間での体験」から得られる意味や価値をお互いに高め合い、人々に与える印象がより深いものとなる。また、小学校の子供たちや、全国、世界からこのセンターに訪れ、震災の記憶をたどり、さらに希望と勇気を感じ取れる場になることを願っている。

施工地域
福島(日本)
施工年
2015
カテゴリー
公共施設
カテゴリー
公共施設
小堀 哲夫}

Architect

小堀 哲夫

Tetsuo Kobori Architects