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Work #102

水辺のヴィラハウス

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平岡 美香 / Hiraoka Architects

Architect

平岡 美香

Hiraoka Architects

平岡 孝啓 / Hiraoka Architects

Architect

平岡 孝啓

Hiraoka Architects

施工地域
大阪府吹田市(日本)
施工年
2018
カテゴリー
戸建/別荘

都会に佇む癒しのリゾート

閑静な住宅街に建つ木造住宅のリノベーションです。お施主さんご夫妻は、私たちが以前携わった住宅(リゾートライフリノベーション・A-collection20号掲載)に興味をお持ちで、素材構成による情感と水盤による癒しを求めておられました。
リゾート空間に変えていくために、いくつかの工夫をしました。内外をつなぐものとして、50角2丁の深目地タイルを製作。庭を囲むタイルの塀は、同じ質感で室内の壁面へつながります。木造住宅ゆえに庭の地面と内部床のレベル差が大きく、普通に水盤をつくると、腰かけた視点から水面が見えなくなります。テラス面を1FLのレベルまで上げて、水面もそのレベル近くに設定して親水感を強めました。庇を延ばして内部からの視界を絞りこむことで、隣の建物の近接による現実感を解消しました。庇は直射日光を遮ること、軒下が広がり内外をよりスムーズにつなぐことのためにも効いています。ダイニングにあったシャンデリアは、ダイニングから見える階段室の踊り場に移設しました。外光が多いダイニングでは感じられなかった、光を孕むような輝きを放っています。階段室からはシャンデリア越しに水盤を見ることができます。2階へ上がりきれば以前の暮らしの雰囲気が感じられるアンティークな家具が置かれているコーナーが広がります。
水盤の近さによる効果は大きく、日中の多くの時間帯に水面の光が間接光として室内に入り、ダイニングの吹き抜け天井を彩ります。水辺の2つのテラスは、バーベキューができる外部ダイニングとして、夜はお酒を楽しむ外部リビングとして、くつろぐことができます。水面を眺めることで「つい時を忘れてしまう…」との言葉をいただきました。居場所が豊富なこの内外の空間を活かして、料理上手な奥さまが腕を振るうホームパーティーが開かれているようです。ゲストが感じるホテルのような非日常を、日常として感じることができる贅沢な癒しのお家となりました。