- ©Photo: Masao Nishikawa
Work #89
SCAPE
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山形県の積雪地に建つ、小児科医のご主人とご家族が暮らす単世帯住宅。敷地はご主人の実家の隣地で、敷地奥にある石庭を借景として生かした住宅を目指して計画が始まった。
マッシブなファサードが特徴的なこの住宅はコンクリートに外断熱を採用しているため、真冬でも快適に過ごすことが可能。ブリーズソレイユと木製断熱サッシを採用することで、積雪エリアでも軽快に過ごせる空間を生み出しています。
1階にはオープンスタイルのコミュニケーションキッチンに加え、ダイナミックな吹き抜けに面したリビングを配置。キッチンからリビングまで連続して設えた壁面収納のおかげで、生活用品が表に溢れ出ることがない。シンボリックな薪ストーブの先にある石庭は、大型FIXガラスを介していつでも眺められる。キッチンやリビングからは、常に季節や時間の移ろいを感じることができ、非日常のリゾート感で溢れている。また、あえて地窓にしているのは、豊かな石庭を借景として取り込みつつ、同時に隣家からの視線を遮るための工夫に他ならない。
2階には子供室や主寝室などの個室を設置。リビングと子供室は吹き抜けを介してインタラクティブに空間が繋がり、心地良い一体感が生まれる。今後は外周空間に遊び場や憩いの場をプラスすることで、家族や親族との楽しい関係性が生まれるだろう。家族の気配を感じながら、多くの人々が繋がっていく生活の様子は、まさに日本の地方に根付く伝統的な住宅スタイルと言えるかもしれない。
- 施工地域
- 山形県(日本)
- 施工年
- 2020
- カテゴリー
- 戸建/別荘

Architect
黒崎 敏
APOLLO Architects & Associates